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●通称　白鳥のジュン(しらとりのじゅん)

●コードネーム　G-3号

●役割　危険物処理担当、通信コンピューター処理、データ分析管理

●本名　不明　●国籍　日米混血と分かっている以外不明。未成年のため両方の可能性あり。

●年齢　16才　●身長　160cm　●体重　45kg「ケイブン社怪獣怪人大百科2より」

●特技　オートバイ、手先が器用で密室からの脱出には欠かせない。

●資格　空手、合気道三段、国際フェンシングチャンピオン、大型オートバイ免許。

●住居　ユートランド市内、スナック・ジュン2階

●表向きの職業　スナック・ジュンの店主

●搭乗機　変身前＝オートバイ700cc、変身後＝G-3号機ソニックカー

●所持する武器　ヨーヨー爆弾。相手に投げ付け殴打、ワイヤーを使って敵に絡ませたりと攻撃は多彩。時限爆破装置付き。指にはめたリングから信号を出して爆破も可能。先端に吸盤があり、それによって高い所にワイヤーを張り、自動巻き上げによって昇る事が出来る。

●父　死別　●母　死別

●生い立ち　幼い頃両親を亡くし、おばによって育てられるが戦争によって死別。戦火を逃れる為入ったジュピター山で、幼児の甚平と出会う。その後しらゆき孤児院へ甚平と共に引き取られ、姉弟同様に育つ。甚平の類いまれな敏捷性を聞き付けてやって来た南部博士に出会い甚平と共に引き取られ、訓練の後、16才で科学忍者隊G-3号となる。

●解説　ジュンは忍者隊の紅一点の割には中心となるエピソードが少ない。そのため他のメンバーより不明な点が多い。ヒロインだからと言って、特別扱いされることもなく、すべて対等に仕事をこなしていた。それで、女だからと気負う事なく自然体だった。頭が切れ、おおらかで、くよくよする事はない。むしろ女々しいのは、他の男のメンバーだったかも知れない。それでいて、海が綺麗だ、オーロラが綺麗だなどのセリフが多く、感受性は豊かだった。母性も強く、甚平を引き取り弟のように育てている。料理は苦手で、店の料理はほとんど甚平が担当していたらしい。一時期甚平と放浪していた時期があったらしく、店にはけっこう執着があったようだ。ロック歌手のデーモン5のファンで、自らバンドを組んでスナック・ジュンのステージで演奏する事もあった。
　健が他のメンバーと意見が合わないと、大抵の場合健側に付いてフォローしていた。メンバー内で争いがあると、ジュンがクッションになっていたような部分もあるようだ。健に好意を持っていたのは公然だったが、べたべたする事もなく、健のじゃまにならないようにそっと寄り添っているような感じがした。健もそれを自然に受け止めていたようだ。

（声・杉山佳寿子）

※この文は、番組中に出てこない事柄が入っています。ガッチャマンＴＶシリーズ全105話の他に、文献として「企画書」 「ケイブン社怪獣怪人大百科2」「朝日ソノラマ刊ファンタスティックコレクション1＆3」「朝日ソノラマ刊鳥海永行著小説科学忍者隊ガッチャマン」を元に して構成してありますのでご了承くだい。