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<Gメカ紹介>
G4号機

●「性能」
忍者隊の持つブレスレッドから発する3600フルメガヘルツの超高周波によりG4号機に変身。
(変身前)サンド・バギー
(変身後)ヘリコバギー
最高時速200Km 
ヘリコプターのように空を飛び、砂漠、及び湿地帯、ジャングルの中等を自由に走る。又、キャラピラをはずせば垂直に切り立った断崖をよじ登る事が出来る。前部が開くと何が出てくるか分からない玉手箱メカである。(設定書より)
潜水機能あり。
(エンジン)ジェット・エンジン。
変身時に必要な装置、流動プラスッチクマジックバーナー内装。
(武器)
67話より甚平爆弾を搭載。G4号機だけは玉 手箱メカの為装備が充実している。
回転鋸(8話)手投げ網(18話)捕獲編網(47話・73話)マジックハンド(38話)重火器(47話)ドリル(48話) 地中ドリル(82話)協力磁石(82話)ミサイル(82話)
設計者=南部博士

G4号機について
G4号機は、科学忍者隊コードナンバーG4号燕の甚平の搭乗機である。企画書にG4号機は、何が飛び出すか分からない玉 手箱メカと記述がある。その通り、他のGメカと違い装備品の多さでは群を抜いていた。そして、Gメカの中でも、もっとも活躍している。やはりそれは小回りの良さと、水陸空、海中、地中までもいける万能メカであるからだ。
 外見も他のメカが車やバイク、飛行機と分類できるのだが、あえて分類するならヘリコと付くからヘリコプター的なものに分類できるのかもしれない。しかしながら、ジョーがG4号機を称して豆タンクと言っていたのでタンクに分類されるのか、又変身前の姿がサンド・バギーだったので車なのか?はっきり区別 が付かないところを見ると、ヘリコバギーは分類不可能な、まったく新しい乗り物だと思われる。他のGメカの性能の数値は色々と設定されているが、G4号機だけは文章で説明がされており、はっきり数値で示されているのは時速だけで、参考にする類似した物がなかったからだと思われる。ヘリコバギーは形も丸く卵形でライト部分が目に見えて動物に似せたような外見だ。そしてここから出入りするとは思えない口のような出入口。口を開けている姿は、蛙にも似ている。
 口を開けると中身が見える印象を受けるが、水の中で出入口を開けて潜望鏡などを出してもG4号機の中には影響がなかったので、二重扉のような作りになっていると考えられる。推進力は、キャタピラと上部に付いている2つの噴射口で、早い走行を実現している。上部の噴射口は、空を飛ぶときにも用いて、角度が自由に変えられる為に垂直に飛び立つことが出来る。設定にあったキャタピラをはずすと、垂直な崖を登ると言う機能は、番組中は発揮されなかった。
 67話まで各メカに武器は装備されていなかったが、搭乗者が、一番年少の為の護身用か、どうやらG4号機だけはミサイルと重火器が装備されていたようだ。そう考えるとわざわざ装備した甚平爆弾は、あまり役にたっていなかったようにも思える。玉 手箱メカの名の通り、その他の装備品の方が役にたっていた。装備品は捕獲網にマジックハンド、回転ノコギリ、ミサイル、ブルドーザー代わりにもなる(89話)。釣竿まである。甚平爆弾自体は、威力が強く使えそうだが、空の上からばらまいて使用するので命中率に問題があるような気がする。
G4号機の 操縦方法は簡単らしく、二つのレバーで操縦する。中はシンプルな作りで、大人はやっと立つことの出来きる天井の低さで、メカの大きさも甚平にあった作りになっていた。
 単独で行動する事が多いG4号機だったので、損傷を受ける割合がゴッドフェニックスに次いで多かった。G4号機が損傷するときは、前面 の出入口あたりがひしゃげてしまう事が多かった。
 これだけ活躍しているG4号機だが、変身前のサンド・バギーの活躍の場はほとんどなかった。 普段はスナックジュンのガレージに置かれていた。南部の計らいで特別 免許を持っていたようだ。登場回数は多いのだがあまり印象深くなかった。
G4号機は、マッハ号を継承するメカで、タツノコの得意技が発揮されて他に類を見ない楽しいメカだった 。

 

ガッチャマン対策本部の同人誌に掲載された物に加筆したものです。資料画像も変更を加えてあります。

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