G2号機について
G2号機とは科学忍者隊コードナンバーG2号コンドルのジョーの搭乗機である。
G2号機は他の科学忍者隊のメカの中では特殊な能力をあまり持っていないように感じられる。ギャラクターの秘密基地を探し当てるという本来の目的の為にしては騒音を発して走行していたし、敵を追跡すると言っても他の忍者隊のメカよりは機動性が劣っていたような気がする。67話でコンドルマシンを装備するまでは敵を攻撃すると言ったら、ギャラクターの隊員をはね飛ばすぐらいだった。(^^;)
火の鳥影分身の時などは、G2号機だけ水上推進能力、潜水能力がないので、健に陸地にうまく降りるように注意をされていた。他のメカは、海の上だろうと何も気にする必要はない。空中でハンドルを切るとある程度は方向が変えられるようだ。
やはり、G2号機の特徴といったらどんな悪路(37話で雪上走行用に改良されている。)でも大丈夫な事とそのジャンプ能力だろうか、それもジョーの運転技術もあるかもしれない。
特殊メカと言うよりは、ジョーの生活に密着したメカだと思う。
レーサーという職業で変身前のG2号機をレースカーとして使用している。要するにメカ自体、おまんまの種だ。日常生活
でもドライブはもとより、トレーラーハウスを引っ張って好きな所へ行って暮らしていたし、レースに出る為にもレース場の近くにトレーラーハウスを運んでいるのだろう。G2号機がなければジョーの生活が成り立たないほどの密着度だ。
スナックジュンにジョーがいる時にはジュンの車庫に入れていたようだ。
67話でついた忍者隊の武器の中でコンドルマシンは一番活用されたのではないか。単たるマシンガンのように見えるが、ヘビーコブラをコンドルマシンで倒したところから見ると破壊力は実証ずみである。
合体するとゴットフェニックスの一番前で、よくゴットフェニックスはギャラクターの基地などの建物につっこみ先端が一番損傷する可能性が高い。色々な作戦でゴットフェニックスの先端に色々なものを付けるとき、大抵G2号機はむき出しになってしまう。そして、搭乗者につらいことは合体してメンバーが司令室に集まる時、手すりがG2号機の座席の後ろに伸びてシートを倒し、寝た格好で手すりに掴まって這い出ていかなければならないことである。
ジョーにとっては大事な愛車でよく整備に精を出していた。
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