ガッチャマンF エピソードガイド8
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第36話「ハイパーシュートの危機」 評価=★★★★(^o^)(*^ ^*)

 南部は北極にある秘密宇宙観測所に、密かに特殊潜水艇で向かっていた。科学忍者隊はその護衛に当たっていた。だがケンは一人基地に残り鴨技師長と、Gスーツの同調訓練を行なっていてメンバーの任務の事は知らされていなかった。
 ジョー達は、ケンに起きている細胞破壊の詳しいことを知らされる。そんな技なら何故サイボーグである自分にやらせなかったのかと詰め寄るジョーに、南部はケンが望んだからだと言い、ケンはジョーにこれ以上重荷を背負わす訳にはいかないと、自分にやらせてくれるよう頼んだ事を話す。
 南部が北極へ向かった事を知ったエゴボスラーは鉄獣を出撃させ、南部の船と観測所の正確な位置を掴もうと、まず近くを航行していた船を攻撃。そのSOS信号をキャッチした観測所では、無事を確認すべく南部の船が予定のエリアに入る前に通信を入れる。策略通りその電波を傍受したエゴボスラーは、観測所の地点を割り出しアイアンコマンド部隊に先回りさせる。
 一方鴨技師長の所へもSOS信号のことが連絡され、ケンは南部とジョー達の行動を知る。南部の船は観測所に近付いたところで、待ち受けていたアイアンコマンドに一斉攻撃を受ける。そこへG1号機が現れ、五人はガッチャスパルタンに合体。ジョーはケンにハイパーシュートをさせない作戦を取ろうとするが、ケンは無用の労りだと言う。そして鉄獣をハイパーシュートで倒し、エゴボスラーは退散する。

●コメント●
 お話の展開が
凄く良かった。緊迫感もあったしアイディアも面白い。それだけに画が上手くないのは惜しかった。エゴボスラーの策略通り、関係ない船を攻撃したことで、観測所の場所が知れ、尚且つケンに作戦が分かってしまうという展開は、話が上手に転がっていて、上手すぎるくらい(笑)。何せみんな戦いのシロウトばっかりなもんで、こういっちゃ失礼だが大笑いである。もっと緻密に打ち合わせしといてくれよー(T_T)。あれじゃあやられるの当たり前だろう。
 ケンが南部達の実験を知らなかったら
ハイパーシュートはジョーがやることになってたかも知れないわけだ。またしても皆に黙ってスタンドプレイを決行していたケン。やっぱりこういう奴だった。私の性格分析は正しかった。その上思い立ったら行動は早いのだ。この性格がプラスに働くとリーダーとして申し分ないのだが、そうとは限らないのが困った所である。対してジョー、カッコ良過ぎーっ! さすがのサブリーダー。南部に説明を求める時の(ささきさんの)言い方が凄く大人っぽくて良い(*^ ^*)。とにかく初めから終わりまで素晴らしいサブリーダーぶりを発揮していたジョーに拍手!である。「敵を前にしてケンにそんな我慢が出来るわけがねえ」アニメ史上に残る名言だと思う。日頃の苦労が台詞からにじみ出ているようだ(^o^;)。
 欲を言えばジュン、ジンペイ、リュウもそれぞれの気持ちでケンを心配する所を、ちょっとずつでいいから描いて欲しかった。同じ忍者隊のメンバーでも、想いやその表現の仕方は一人一人違っているはずではないか。その他大勢的な描き方ではなく、もっと「らしさ」を出した描き方をして欲しかったのだ。まあジュンは#37で丸々一話もらってるけど、あの話は余りにも上手くないのでジュンがかわいそうだ。(違う意味では傑作だったけど)

●乙女の妄想(^ ^;)●
 
愛する人(もちろんジョーの事)を想ってした事が、逆に愛する人を苦しめてしまうとは、なんという少女マンガ! ホントにもう私ら何も言うことないわ。ケンに後光が射してたけど、あればジョーの視点での演出であろう。きっとジョーにはあんな風に感じられたのね。「まぶしいぜ…(#1)」である。

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第37話「よみがえれガッチャマン」 評価=★(T_T)(*^ ^*)

 ネオバイオリアクター装置なら、ケンの細胞破壊をくい止める事が出来るかも知れないと考えた南部は、ジュンの護衛で人体工学研究所へ向かった。
 エゴボスラーはこれまでの戦いから、ガッチャマンが身体に異常を来し思うように戦えないものと推測していた。そんな折、南部とジュンの行動を察知。南部暗殺のチャンスと見てメカンドルに出撃を命じる。
 研究所ではケンの細胞のサンプルで実験した結果、細胞の活性化ができる事が判明。そこへギャラクターが攻撃してきた。ジュンはISOで待つジョー達に連絡しようとしたが、妨害電波により通信は全く不可能だった。そこで南部が研究所に残りギャラクターを引き付け、その間にジュンと研究員がネオバイオリアクターをISOへ運ぶ事にする。ジュンは電波の届くところまで来てジョー達に応援を要請。その通信を聞いたケンは南部を助けに行こうとするが、戻ったジュンに止められる。四人はケンを残し出動する。
 南部と研究所の職員達はメカンドルとレスラーコマンドに苦戦していた。そこへ四人が助けに来る。メカンドルは鉄獣を出撃させる。鉄獣のパワーにGメカでは歯が立たない。その頃ケンはネオバイオリアクターで細胞の活性化を試みていた。
 鉄獣の猛攻にGメカは苦戦。ジョーはついに体当たりを決行しようとするが、そこへG1号機でケンが現れハイパーシュートで鉄獣を倒す。

●コメント●
 予告ナレーションでは「~ジュンの大激戦が展開する」と言っているが、実際大激戦したのはどちらかというと南部である。
 話がまー
目茶苦茶(^ ^;;;)。ケンを想うジュンを描きたかったのは分かるが、もう少し設定とか…構成とか…台詞とか…きちんと考えてくれよー(T_T)。
 G3号機で南部とジュンが二人で出かけるなんて、目立ってしょうがない。狙って下さいと言ってるようなものだ。そしてジュンは連絡してるのにかかわらず、ジュンがケンの所へ到着するまでジョー達は出動しなかった。ジュンは連絡して数秒の内にケンの所へ着いたのだろうか。要するにケンとジュンとジョーが会ってないとあのシーンが出来ないので
無理な展開をしてるのだ。だから観てる方は???なのだ。
 ジュンの妄想…いえ回想シーンも
凄く不自然。ジュンってこんな子だったかなー。それでジュンとケンのやりとりはもっと奇妙だ。そばにいた研究所の職員さんもボーゼンとしていたぞ。その上、熱血南部はいいとして(レスラーコマンドまで倒しちゃう。ちょっと凄い!)、状況が状況だったとはいえ、南部をギャラクターの真中に一人置いてケンの所へ行くなんて、他に何か方法考えろよジュン…いやスタッフさん! お陰でジュンの女が下がったじゃないか。ケンなら(ホントはジュンだって)絶対こんな事しないぞ。
 なんか
あまりにも強引な展開に観ててものすごく疲れてしまった。こんなのに限って画はキレイなんだから。
 エゴボスラーは室内で
ワイン飲みながら剣を振り回していた。あれはお世辞にも品がいいとは言えないのでやめて欲しい。その時言った台詞「奴は満足に戦えない体なのか」が何と言うか、妙にやらしく聞こえるのは何故だ? 台詞は普通なのに、中田さんの言い方のせいだろうか。
 こんな話でも見どころはちゃんとあるからFはフシギだ。ズバリ、鉄獣がカッコイイーっ(*^o^*)。華麗な飛行能力、スピーディかつ力強い動き、武器のレーザー光線、スパーンと切れ味抜群の翼(建物も真っ二つ)、そのカッコ良さは、是非とも空飛ぶマジンガーZと戦わせたいくらいである。もっともカラーリングはちょっと…(^ ^;;;)。画も下手でせっかくのデザインがもったいない(人物はキレイなのに)。

●乙女の妄想(^ ^;)●
 ジョーはいつジュンから連絡入るか分からないんだから、ケンと一緒にいちゃマズイんじゃないか? しかし
二人で何を話してたのか、よけいなお世話だが気になる。
 今回は、ジュンじゃなくて実はジョー主役?ってくらい目立ちまくり、「ジュンはケンの役に立ちてーんだよ」などと言ってたが、
ケンは全然聞いてない…実は聞いてないフリをしていたと想われる。何故ならジョーはわざと、言ってみれぱケンの気を引こうと、ああ言ったからだ。ケンは不本意そうだったので後でジョーとモメたに違いない。あ、もしかすると先に言った場面ではそのことでモメていたのか。…とまあ実に色々と深読みができるスバラシイ一話なのであった。この後ジョーは鉄獣に体当たりをしようとする。今更命は借しくないと言ってるが、本当はケンが戦えない今、自分が死ぬ訳にはいかないはずだ。それなのに、あんなに無謀な真似をしたのは、精神的に相当不安定だったか、死なない自信があったかのどちらかと考えられる。台詞や状況からいって後者は考えにくいので、やはりかなり追い詰められていたとしか想えない。きっと細胞破壊の件でケンと感情の交錯があったのだろう。またまたマンガが一本描けるわね。
 ついでなので書いておこう、#35#36の予告ナレーションを。
 #35「ケンの体は(略)細胞破壊が始まっていた。愕然とする南部長官とコンドルのジョー」。#36「ガッチャマンの想いがけないダメージを知ったジョーの胸に悔しさがよぎる」。
 見よ! 
やはりジョーは特別扱いなのである。

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第38話「友情のブレスレット」 評価=★★(-_-)

 南部はギャラクターの本部が北イベリアの何処かにあると推測していた。科学忍者体は調査に向かい、そこでジンペイはいきなり同年代の少女に、父を殺した一味と間違えられ銃を向けられる。誤解が解け話を聞くと、少女はカミーラと言いカミーラ達の部族はギャラクターに襲われ全滅、愛犬ザクと逃げてきたところだと話す。
 その頃ジュンはギャラクターのヘリを発見。追跡するが、気付いたケンペラーは本部の場所が知れるのを恐れヘリを爆破する。それを知ったエゴボスラーは、むやみに騒ぎ立てるなと言うが、Zは逆にガッチャマンを葬るチャンスだと、エゴボスラーを無視しケンペラーに作戦の指揮を取らせる。
 ジンペイはギャラクターの戦車を発見。一人で本部を突き止めようと無理をしてギャラクターにやられ負傷する。カミーラはジンペイの手当てをする。その時ブレスレットを外したため変身が解ける。そこヘスクランブルコールがかかる。カミーラは傷が酷いのにと困惑するが、ジンペイは必ず戻ると約束し、戦いへ行く。
 五人はガッチャスパルタンに合体。リュウがスパルタンレーザーで鉄獣の動きを止め、ケンがハイパーシュートで止めを刺す。戦いの中ザクはカミラを助けようとしてギャラクターのヘリの爆発に巻き込まれるが、ジョーに助けられ無事だった
 ギャラクター本部の入口らしき火山は、突如噴火し熔岩で塞がれてしまう。

●コメント●
 ちょびっと大人になったジンペイを描こうとしたのだろう。けど、う~~~ん、
何かしっくり来ない。特に何処が悪いとは言えないんだが…何故だろう? 多分ジンペイのカミーラに対する気持ちが良く分からないため、ストレートに感情移入出来ないんだと思う。同情しうる境遇だった事は確かだ。それで「好きになった子」でも「友達」でもいいけど、どちらの感情もあまり画面から伝わらない。そんなんで「必ず戻る」って言われてもねえ。あまりにシリアスぶり過ぎたのかも知れない。も少しギャグ調というか、明るいノリになってた方が良かった気もする。ギャグ調でも真面目なテーマは語れるのだ。その点、戦車のギャラクターを倒すシーンは良かった。動きも生き生きしていた。
 ブレスレット
あんなに簡単に外れていいのかなーって絶対良くないと思うけど(^ ^;;;)。
 
ジョーは今回もオイシイ役。「忘れモンだぜ」って毎回毎回かっこよすぎ~~っ
 ところで#35では、あんなに大騒ぎしてISOのデータのほとんどが消失してしまったと絶望的な雰囲気だったのに、実は全く同じ物(コピー)がガッチャマン基地にあったそうだ。
何じゃそりゃ~~~(^o^;;;)である。職員の命も失われたのでそれは悲しんで当然だろうが。スタッフはきっとコピーがあるって設定は今回考えたんだ(^ ^;)。
 ケンペラーを
二回もぶん殴るエゴボスラー。おいおい、もっと紳士的にやってくれよー。エゴちゃん失脚の伏線張るのは解るが、近頃品性がないぞ。エルンの方が紳士だったんじゃないか? メカンドルだったら(体育会系ぽいので)ちょっとやそっと殴ったって忠誠心は揺らがないかも知れないが、ケンペラーはマズイだろう、あーいうタイプは。尤も元々忠誠心なんて無かっただろうが。

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第39話「失脚エゴボスラー伯爵」 評価=★★★(^_^)

 北極の宇宙観測所を失った(#36)南部は新たに極点近くに観測テントの設営を始める。科学忍者隊も協力するため現地へ赴き、そこで設営を手伝うエリカという少女と出会う。エリカの兄はガッチャマンに憧れていて、やはり先の観測所を手伝っていたが、ギャラクターの攻撃に巻き込まれ命を落としたと言う。
 エゴボスラーは南部暗殺に失敗したケンペラーを激しく愚弄する。エゴボスラーの秘密を掴んだケンペラーは、幽閉されていたカセルを連れ出しファミリーの長老達に真実を教える。エゴボスラーは首領の座を追われ、実権を握ったケンペラーは再び南部暗殺を決行。
 一方エゴボスラーは罪人として護送されるが、途中メカンドルに助けられる。エゴボスラーば地位奪回のため南部暗殺を目論み、護送部隊は一変、北極へ向かう。そしてZはエゴボスラーに鉄獣を与える。
 ケンペラーの部隊が現れた事を察知したケン達はGメカで出勤。戦いの中、エリカは別方向から観測所に近づくギャラクターを発見。南部と技師長はエリカの犬ぞりで脱出する。ケン達はガッチャスパルタンに合体、鉄獣と戦う。
 鉢合わせする形となったケンペラーとエゴボスラーは、互いに攻撃し合い、ケンペラーの乗った戦車は破壊されカセルは死ぬ。
 観測所は破壊され、エリカは兄の形見の短剣をケンに渡す。

●コメント●
 
画がキレイ。そのせいかエリカがすごく好感が持てる素直な良い子ジョーも気に入っていたようで「こんな可愛い子が設営班にいるとはな」とチェックを入れていた。その後もいい子だとかどーたら言ってた。あぶないなあ。
 エリカの兄の話は一見どうでもいい様だが、一般市民が戦いの犠牲になっている事がさり気無く感じられ、話に厚みが出て良いと思う。ラストのエリカも素直さが出てて良かったし、死ななかったのも良かった。
 ギャラクター側の話は折角なのでもうひと捻り欲しかったところだが、それは賛沢というものだろうか。前にエゴボスラーはカセルに、自分が権力の階段を昇っていく様を見せつけてやる為に生かしているとか言ってたが、カセルばギャラクターの事どころか、自分のファミリーが世界と戦争してる事さえ知らなかったみたいだ。これじゃあ意昧無いじゃないか(^ ^;)。それにしてもこのカセルって人、どう見ても無能そうで、全く同情の余地なしという感じである。なんだかんだ言ってもエゴボスラーはそれなりに
実力があるし、カリスマ性もある。メカンドルの気持ちはよーく解るというものだ。私がギャラクターだったとしても、ケンペラーやカセルになんか従いたくない。
 今回の鉄獣は何故か
ゴジラみたいな鳴き声(?)を出していた。フォルムと合ってなくて凄く違和感がある。ギャラクターの空飛ぶ戦車も出たけど、これがやたらと数ばっかり多かった割りに全く機能してなくて、ほとんど大砲一つも撃たないままガッチャマンにやられてしまっていた。何ともったいないことだ。
 観測所をエゴボスラーが攻撃した時、南部と技師長はあわてて逃げたけど、他のスタッフはどうなったんだ? 
責任者が一番に逃げていいのか。いくら極秘で設営してたとはいえ、イザという時のために、もっと国連軍とかちゃんと配備しとけよなー。だって忍者隊だけでどーしろってゆーのだ。

●乙女の妄想(^ ^;)●
 別にいいのよ。またしても
二人きりで何かやってたり、またしても顔見合わせてアイコンタクトしてても。仕事でコンビ組んでんだから(善意的解釈)。でもね、忍者隊は五人なのよ。特に戦闘能力の高い二人が常に一緒に行動してるってのは、やはり任務遂行上も問題なんじゃないか? だからつまりこれは私情に走ってるのだろうと。まあケンから目が離せないジョーの気持ちは、いつも言うようにとっても良くわかるんだけどね。

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第40話「メカ竜巻の急襲」 評価=★★(-_-)

 ギャラクターの首領となったケンペラーは、ISOに向け大機動艦隊を出撃させる。
 ギャラクターの攻撃に備えニュージョーク市民は避難を開始し科学忍者隊も協力していた。ジンペイはセンタマグダラ島の人々を避難させていたが、島を離れたくないと言う四人の子供達に苦慮していた。子供達は大事に育てた花園を放って行けないと言う。だがジンペイと大人達に無理矢理救助船に乗せられる。
 Zに鉄獣を与えられたエゴボスラーもニュージョークヘ出撃。ケンペラー達の艦隊を氷山に閉じ込めて動きを封じる。そして鉄獣を使い海上に巨大な人工竜巻を発生させる。竜巻はニュージョーク市に向かって進んでおり、進路上にはセンタマグダラ島があった。
 ケン達は南部の指示で、竜巻が上陸する瞬間を狙い消滅させようと、沿岸で待機する。だが避難していたはずの子供達が島に戻ってしまったと連絡が入り、ケン達は島へ救出に向かう。ジンペイは花園にいる子供達を発見。リーダー格の少女は、この花は自分たちの両親だと言い、ここで一緒に死にたいと言う。子供達の親はこの場所でギャラクターに殺され、子供達は墓標を建て花を植えたのだった。ジンペイは、自分は親はなくても強く生きてきたと話し少女を説得、島から脱出する。
 ガッチャスパルタンは竜巻と逆回転のエネルギーを作り竜巻を消減させる。そして現れた鉄獣をハイパーシュートで倒す。
 少女はジンペイに手を振り「また来いよ」と叫ぶ。

●コメント●
 う-ん、どうしてこんなに
可愛いゲストキャラばかり出るんだろう。すごくフシギである。高田明美さんのデザインが良いせいだろうか。
 ジシペイの気持ちは良くわかる。同じジンペイ主役の話でも#38なんかよりよっぽど自然だし、感情移入しやすいし、良く描けている。ただ
話の流れはやや強引。だいたい街(建物)より子供達(人問)の命が大事ってのはわかるけど、この場合忍者隊が行かなくても、国連軍とか他に助けに行ける大人がいくらでもいたと思うのだが。#26よりはいくらか説得力あるかも知れないが。
 この手のパターンが目につくのは、そもそも
ストーリー構成が下手なのか、あるいは手抜きなのかである。
 ガッチャスパルタンが竜巻の中へ突っ込んでスピンし、竜巻と逆回転のエネルギーを作り出し消滅させる、という単純明快、かつ豪快、かつ無茶な戦法を
大真面目でやる忍者隊も凄いが、大真面目に説明する南部もどうかと思う。
 ラストBGMは私好みの例の奴である。その上、夕日をバックにそびえ立つISOとその上を飛んで行くGメカってラスト画面だ! もーますますロボット物のパターンじゃないか…(^ ^;;;)

●乙女の妄想(^ ^;)●
 子供達を助けに行くと決まった時、ジョーは不服のようだった。この人は
ケン以外はあまりどーでもいいのだからしょうがない。けどエリカ(#39)はどうでもよくなかったみたいだが。あれはきっと後でモメたに違いない。(断言)

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