サタンフォーへンからバグラルタルに向けZプレスと呼ばれるギャラクターの列車が重要な資材を積み出発した。情報を受けた科学忍者隊はZプレスを爆破するため出動。だがZプレスには人質が乗っていて攻撃は不可能だった。ケンとジュンが人質を助ける間に、他の三人は先回りして鉄橋に爆弾を仕掛ける事にする。
ケン達は列車に乗り込むが、先に人質に紛れて潜入していた国連軍の工作員アニタは列車を爆破する為五分後に時眼爆弾をセットしていた。任務遂行の為には人質はもとより自分の命を犠牲にしても仕方ないと言うアニタとケン達は言い争いになるが、アニタは爆弾は渡せないと言う。その言葉に逆上した人質の一人が発砲しアニタは負傷。そのはずみで爆弾はジュンの手に渡り無事解除される。だがZプレスの後方から別の工作員が仕掛けた爆弾列車が現れZプレスに迫る。アニタは自ら爆弾列車を狙撃しこれを止める。
ジョー、ジンペイばギャラクターの攻撃に苦戦しながらも起爆装置を橋に取り付けZプレスを爆被。ケンはGフェンサーでギャラクターの戦闘機群を全滅させる。しかし実は、Zプレスはガッチャマンをおびき寄せる囮で、その間メカンドルは作戦通りアグリカに上陸していた。
●コメント●
これも#8と同じ脚本家のせいか映画のような話でなかなか楽しめる。また#8同様ラストにイカす(笑)オチがあるけどこれも脚本家の仕業なのかな。「工作員かなんか知らねーが俺達にとっちゃギャラクターと同じだ」という人質の台詞はヘビーだ。けどラストはアニタを殺さなかったので工作員の非情さはやや薄らいで救いがある。子供向けを意識したのか。そういえば#38と違ってガッチャスパルタンはとりあえず活躍する。しかし、いかにも出る必要ないけどスポンサーがうるさいからしょ〜〜〜がなく出した、っていう出方で、これももしかすると脚本では出てなかったりして。
画的には、ガツチャスパルタンにやられ墜落したギャラクターの戦闘機が線路に残っていた列車に激突し双方炎上。などという文字にするとちっとも面白くないが、画面では結構面白いシーンがあった。ケンが戦闘機のコクピットをガッチャマンフェンサーでぶった切るのもかっこ良かった。鉄獣ぶった切るよりこっちのほうが断然いい! やっぱ戦闘機だと何機も壊せるしスピード感あるからいいのだ。
●乙女の妄想(^ ^;)●
ケンとジュンに「二人じゃ危ねえ、俺も行くぜ」 ジョー一体何が危ないの? ケンの命? それともケンの○○○? じゃなくて〜えーと(^
^;;;) 普通に考えても「ジュンの代わりに俺」じゃなく二人じゃ危ないってのは要するに、ケンが頼りないということで、ケンは「守るべき」対象として意識してる訳で、だーから本編でそんな事言っちゃ私達妄想できないじゃないよー(^
^;)
そして二人で大丈夫だというケンに向かって「わかった、ケン命を無駄にするなよ」でダメ押し。ま、ケンの行動をいつも見てると、ジョーでなくてもこうやって釘を刺したくなるというものだ。
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