賭博王国として有名なルーマン王国。ギャラクターは、国王の地位を保証する事で、この国から巨万の富を吸い上げていた。ルーカー殿下は、王国からの重税に喘ぐ人々の姿に心を痛め、父王に背く事を承知で、ギャラクターの基地や本部の位置を示したマイクロフィルムを渡したいと、ISOへ接触してきた。
フィルムの受け渡しの為、殿下主催の無差別レースにジョー、ジュン、甚平は変身前のGメカで、健はレーシングカー、竜はクラシックカーで出場する忍者隊。忍者隊は素顔で出場している為、ブレスレットをしている五人であることを見せて、殿下に忍者隊であることを知らせる。
殿下の計画を知ったギャラクターの妨害に遭い、殿下と共に竜を除いた忍者隊4人は王国内の基地へ誘き入れられてしまう。
カッツェは国王の命とフィルムの交換を殿下に迫る。しかし、殿下はフィルムを健に渡してしまう。怒ったカッツェは国王を射殺、父王にすがり号泣するルーカー殿下、だが、全ては王国が負うべき国民への義務なのだった。
マイクロフィルムを奪おうとかかってこられるが、健からジョー、ジョーからジュンそして甚平へ渡り、飲み込んだと見せかけて殿下の靴に忍ばせる。カッツェは甚平を捕まえ腹を切り開こうとする。
他の部屋に捕らえられていた、健達はバードスタイルに変身して部屋から脱出して甚平を助ける。カッツェの仮面を剥ぎかけるまで追いつめたジョーだが、カッツェに左手首をメスで刺され、すんでの所で逃げられてしまった。基地から全員乗ってきた車で逃げるが、攻撃により殿下の車が爆破されてしまった。殿下の命は救ったものの、多大な犠牲を払ったフィルムは燃えてしまったのだった。カッツェはその様子を愛機デブルスター円盤で見た後逃げていった。
●ラストナレーション
こうして、苦労して手に入れたマイクロフィルムも、そのほとんどを焼いてしまった。だが、ジュンが言った通り、ほんの少しのフィルムの破片から、ギャラクターの秘密がわかるかもしれない。頑張れガッチャマン、世界の平和のために。 |