ガッチャ缶
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第3話「嵐を呼ぶミイラ巨人」

【脚本・陶山智  演出・鳥海永行  原動画・田中英二、西城隆司、菊地晃夫】
ギャラクターの作戦
ミイラ巨人の唯一の弱点であるウランレスを奪う為に、発明者高原博士の弟である旅客機の機長を襲った。カッツェが機長に化けて高原博士に近付いた。

敵メカ

▽ミイラ巨人

強烈なエネルギーを出すプラトニュウムXが使われている

ゲスト
高原博士(声:吉沢久嘉) 誠少年(声:喜多道枝) 機長(声:水鳥鉄夫)

あらすじ

 旅客機の墜落事故が連続して起った。調査に出向いた健は、事故で行方不明の父親を待つ誠少年と出会う。誠の父はウランレスの発明者高原博士の弟で、一連の事故は、ミイラ巨人の動力源を中和するウランレスを狙うギャラクターの仕業だった。

セスナ機で鉄獣ミイラ巨人と遭遇した健は、その時のデータからミイラ巨人の原動力をつかみ、ウランレスを受け取る為、高原博士に接触した。

そこで奇跡的に生還した誠の父親とであう。だがそれはカッツェの変装だった。健と争い逃げ出すカッツェ。健は責める誠に父を連れ戻すと約束して、ウランレスが隠されたワッペンを受け取る。

空港に現れたミイラ巨人ウランレスを打ち込み倒すが、空港にいた誠は、機長の姿のまま脱出用ロケットに乗りこむカッツェの姿を見て、又父に置き去りにされたと健を責めた。

黙って誠の憎しみを受け入れる健は、10年前同じように父を失い、いつかは父親が返ってくるという同じ思いを抱いていたのだった。


●ラストナレーション
健「誠君幸せになってくれ」
そう祈りながら、ガッチャマンの心に誠少年の父親を奪ったギャラクターに対する憎しみが、あらためて燃え上がっていくのだった。
頑張れガッチャマン。

次回予告ナレーション】 

 ギャラクターが作った鉄獣メカデゴンは次々に石油資源を奪い、各地に地震を起こしていた。そのために、地震研究所の所長が死んだ。残された所長の娘は、健をギャラクターの一味と思い込み襲い掛かってきた。責任を感じたガッチャマンは、少女をゴッドフェニックスに乗せメカデゴンに復讐させるのであった。
 次回、科学忍者隊ガッチャマン 「鉄獣メカデゴンに復しゅうだ」をお楽しみに。

【ひと言】 

健の父親のことが語られ、それが父親を慕う誠に投影されている。ミイラ巨人によって火の海にされた空港を父親を求めてさまよう誠が胸を打つ。
ミイラ巨人が倒されるとジョーは「任務は終わった」と言ってさっさとGPで健一人置いて帰ってしまったのだ。ジョーあっさりしすぎだぞー。

カッツェは、最初女という設定だったので指輪で変装がばれる伏線を張っている。
伏線がもうひとつ健「父もパイロットでした。10年前、事故を起こして行方不明。でも僕は、父が死んだと思いたくない。きっとどこかで生きている、きっといつか会える、そう信じているんです」レッドインパルスの話の伏線。(ひと言文:バナー)

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