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「科学忍者隊ガッチャマンF」 番組全体を通しての

ストーリーダイジェスト


シグナルネタバレありシグナル


ガッチャマンF48話全話通しての大きなストーリーダイジェストです。

 科学忍者隊は、総裁Xとの二度目の戦いに勝利したが、地球は戦いの為に大きな痛手を受けたが復興に向けて動き出していた。

 サイボーグであるジョーはDr.ラッフェルとパンドラ博士を失い、エネルギーの注入方法が分からなくなっていた。総裁Xを倒した今、生きる目的も失い、人体研究所のベットの上で死を待つ日々を送っていた。健達忍者隊のメンバーはそんなジョーを心配していた。

 そんな時、イーロッパを活動の中心として活動している悪の組織エゴボスラー・ファミリーの総統エゴボスラー伯爵が世界征服を宣言し、進軍を開始した。
 健達はアンダーソン長官亡き後ISO長官となった南部博士の制止を無視して、ジョーを残しニューゴットフェニックスで出動した。エゴボスラー達の爆撃機隊、戦車隊と交戦していたとき、突如現れた敵の巨大鉄獣によって撃破されてしまう。
そこへ総裁Zと名乗る巨大な要塞が空間から現れてエゴボスラーに同じ地球征服の目的をはたす為に、鉄獣を造る為資材と操縦する人材の協力を求める。エゴボスラーはそれを承諾し、ギャラクターを襲名する。
 総裁Zは総裁Xの一部分の戦闘を司るメカブレーンだったその小さな部品が機材を集め巨大なメカ工場を備えた要塞と変貌していた。
 負傷して気を失っていた忍者隊は、鴨技師長と名乗る人物に救出されて、新しい秘密基地に連れてこれられていた。新しいガッチャ基地と新しいメカ、ガッチャスパルタンを南部長官が密かに用意していた。鴨技師長は南部長官の命を受けてガッチャ基地を任されていた。

 健達はガッチャメカに乗り込み出動したが(G2号機)ジョーがいない為に、ガッチャスパルタンに合体する事が出来ず苦戦していが、ジョーは事の事態を知り、動かない体を引きずってG2号機に乗り込み、健達の元へ駆けつける。ガッチャスパルタンに合体し、健のガッチャマンフェンサーによって鉄獣は一刀両断に切り裂かれ倒される。そこへ南部長官から連絡が入りジョーのエネルギー注入方法が解明されたと知らされる。これでジョーも戦線復帰した。
 

 ギャラクターは破竹の勢いで二週間でイーロッパのほぼ全域を制圧した。次のエゴボスラーの目的はアグリカの占領であったが忍者隊に阻止され、本拠地のサタンフォーヘンへ退却した。その機を逃さず健はエゴボスラー宮殿へ侵入し自爆装置を作動させて破壊に成功するが、サタンフォーヘンの人々共は忽然と姿を消し、人々と共にエゴボスラー達は、総裁Zが用意した北イベリアの地下にあるギャラタウンへ移動していた。
ギャラタウンへの見返りとしてエゴボスラーは総裁Zの配下になることを強要されエゴボスラーはそれに従った。
 

 総裁Zの弱点を研究しているスペンサー博士が宇宙から送信されている[宇宙パルスAQ3]が総裁Zと何か関係がある事を突き止めていたが、ギャラクターに襲われデーターを焼かれてしまう。
総裁Zは宇宙パルスの秘密を守るべく宇宙パルスの研究者の誘拐や天文台の破壊をギャラクターに命令する。そんなとき南部長官にダニエル・シュバールという無名の物理学者から宇宙パルスについてのレポートが届けられる。南部は直接シュバール博士に会いに行くがエゴボスラーによってシュバールは殺され、資料も最期の一ページを残して持ち去られてしまった。最期の一ページには「毒リンゴと七人のこびと」と書かれてあった。ISOは宇宙パルスの解明に躍起になっていった。

 エゴボスラーは総裁Zから、地球より北極星の方向一億㎞の宇宙の彼方七つの宇宙ステーションによって反物質小惑星を造りその過程に宇宙パルスが発生する、その宇宙パルスのエネルギーをキャッチし情報収集や武器に使用し、いずれは反物質小惑星を地球に接近させて地球征服をすると告げられる。
 宇宙パルスの秘密を知ったエゴボスラーは南部とISOに宇宙パルスの秘密を探られまいとISOを襲撃する。健は必殺技ハイパーシュートを失敗し、宇宙パルスの研究データと共にISOビルは破壊されてしまう。
 

 健はハイパワーシュートの使用により、細胞破壊を起こしていた。ハイパーシュートの使用は健の死を意味してた。細胞活性化装置ネオバイオリアクターで一時的に回復するが、ハイパーシュートを使う限り健の身体はむしばまれ続けるのには変わりはなかった。
 

 その頃、エゴボスラーにも異変が起きていた。親衛隊長ケンペラーはエゴボスラーによって幽閉されていた本物のカセル・エゴボスラーを見つけだし、エゴボスラーは実は庶子のエルンでエゴボスラー大伯爵(エゴボスラーの父)を殺害しその嫡子カセルと入れ替わっていた事を暴露されエルン(エゴボスラー)は失脚する。
処刑されそうになるエルン(エゴボスラー)を助けたのは機甲師団長のメカンドルだった。少数の部下とエルンはギャラタウンを脱出して復帰の機会を狙っていた。カセルは総統の地位に返り咲いたものの戦闘中に銃撃されて命を落とし、ケンペラーが総統の座についてしまった。
 地位奪還の為にエゴボスラーはガッチャマン基地の場所を探り出し攻撃して破壊。その時南部長官は宇宙パルスの謎を解き明かす為にわざとエゴボスラーの捕虜になる。南部長官はエゴボスラーから宇宙パルスの事を聞き出すがエゴボスラーに殺されてしまう。 
 エゴボスラーは南部長官の暗殺とガッチャマン基地の破壊の功績によってファミリーの総統に返り咲いた。ケンペラーはエゴボスラーによって処刑されてしまう。
 

 忍者隊は南部長官と基地を失うという大きな痛手を受けたが反撃に出る。遂に北イベリアの地下にギャラタウンがある事を突き止めて破壊する。エゴボスラーとメカンドルは総裁Zの要塞の中に逃げ込んでしまい倒す事が出来なかった。総裁Zは反物質小惑星を地球に呼び寄せると宣言する。

 反物質小惑星はバリアによって守られている事が分かり、健のウルトラハイパーシュートでないと破れない事が分かる。健は命をかけてウルトラハイパーシュートを実行しバリアを破り、反物質小惑星はミサイルのよって破壊されたが、健の身体はもう一度ハイパーシュートを使えば命がないところまで来ていた。

 反物質小惑星の破片によって地球では天変地異が起きていた。鴨技師長は新たな反物質小惑星が迫っている事を知る。前より巨大な反物質小惑星は、リンゴの形状をしたバリアに守られ、7つの宇宙トラクターに牽引されていた。「毒リンゴと七人のこびと」とはこれのことだった。反物質小惑星が巨大な為に破壊は出来ない。忍者隊はの軌道をそらす為に飛び立った。だが宇宙トラクターを破壊しても軌道がそれなかった。甚平の一言から総裁Zが誘導している事に気がつき総裁Zを倒すべく総裁Zの所へ向かう。
 

 エゴボスラーは自分たちの無事は保証されると思っていたが、反物質によって地球が消滅する事実を知り総裁Zにだまされていた事に気がつく。エゴボスラーは総裁Zの内部に入り込み破壊しようとするが失敗し一部の亀裂が出来ただけだった。その亀裂のおかげで忍者隊はガッチャスパルタンとともに総裁Zの中にはいる事が出来た。

 エゴボスラーは総裁Zを倒そうとするが反対にやられて絶命する。忍者隊はジョーの総裁Xを感知するサイボーグの力で総裁Zの本体までたどり着き、健のガッチャマンフェンサーで総裁Zの本体は破壊された。
 総裁Zは倒したが忍者隊全員、すでに立ち上がる力は残っておらずみんな倒れ込んでしまった。その時 鴨技師長から渡されていた南部長官の形見のペンダントが輝きだしガッチャメカと五人を包み込んでいく・・・。
 反物質小惑星が総裁Zの要塞を包み込んでいく消滅しようとする要塞から火の鳥が飛び立っていった。
鴨技師長は、忍者隊の帰りを信じ、空を見上げていた。

END

文・鷹羽功騎

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